ツアー初日と2日目
2016年 05月 22日


霧島神宮前駅から徒歩30分のところにある竜泉寺に祖先のお墓はある。
バスがあれば乗りたかったが本数が少なく断念。祖先の土地を感じながら雨の中を歩く。霧島の空気はいい!はじめのうちは小雨だったがそのうち横殴りの雨に。なんとかお寺までつき無事墓参りをすませた。幼少の頃とても可愛がってもらったおばあさんや最近亡くなられた父の兄弟の長男の叔父さんが眠られていてお参りができてよかった。
歩いてきた路をそのまま一本道で上っていくと霧島神宮があり、ひとまずバス停まで歩こうと、歩き始めたが歩けど歩けどバス停はない。ようやくバス停までたどり着き時刻表をみたらその時間帯のバスは無かった。14時くらいだったが後にも先にもどうにもならない。少し先に自動車屋がみえたのでダメもとで飛び込んだ。「すみません、霧島神宮にいきたいのですが、この時間はバスはなくて、この雨で、、霧島神宮まで車に乗せてもらえませんか?」と聞いてみたら奥にいたお兄さんが「いいですよ」と一つ返事で、送ってもらえることに。ほんとに神の声でした。世の中はまだまだすてたもんじゃないです。感謝!道中、お兄さんと話をしているとなんと、最近亡くなった叔父さんの家の車を、こちらですべて世話をしているとか?
ご祖先さま、ありがとうございますー!!スゴすぎてまたビックリしました。
霧島市霧島田口の徳留自動車さま、本当にその節はご親切に、ありがとうございました。

おかげさまで無事霧島神宮へ到着。重ね重ねお礼をいい、お別れ。

霧島神宮へも5年ぶり。素晴らしいご神気が溢れる神社。ツアーの無事を祈願し交通安全のお札も購入。ツアーの準備も万端、休憩所で帰りのバスを確認したら、ちょうど数分後にバスが来るとのこと。タイミングよし。霧島神宮でしか売っていない『鉾餅』を買いバス停へ。バス停では、私より先に一人の女性がバスを待っていた。なんとなく世間話を始めるとお互い神社好きと分かり話が弾む。 その辺りからメンバーとも連絡を取りあうようになり、シューミーさんは宮崎からバスで移動16時に天文館につくとのこと。ちょうど良い時間だった。鹿児島駅までもどり路面電車で天文館へ。 シューミーさんとも無事落ち合えて今日の宿に向かう。シューミーさんは、旅の間にすべって腰を打ったようでいたそうだった。宿は今日のライブ会場のすぐそばでよかった。シューミーさんをホテルへ送り、自分の荷物を昨夜のホテルに取りにいきライブ会場へ。ドラムの森田さんは、早めに入ってすでにドラムをセッティング済み。久しぶりの再会を喜びあった。瀬尾くんも宮崎空港からレンタカーで鹿児島入り。すでに楽器はお店に入れてあり、ほどなく瀬尾くんもお店に戻ってきて、再会した。九州で北海道出身者と関東(私)出身者と地元、九州、鹿児島出身の森田さんと共演。そう思うとなんとも広がりのあるライブだなあと思った。
ライブの内容については前から森田さんには伝えてあった。リハはなく本番にその場で曲をきめていくのがシューミーさんの演奏スタイルと伝えてあり、その日も普通のリハはなし。しばらくしてからシューミーさんを呼びにホテルへ。店は2Fにあるが、階段を下りて路に出る手前で、まさかの足を滑らせた。ステーンと転び、手をつき腰を打った。う。少しまずいか、、、。おもむろに起き上がり、ゆっくり動いてみたら、少し違和感はあるが大丈夫そうだった。シューミーさんを向かえて、お店へ。皆さん初顔合わせ。和やかな雰囲気の中、ご挨拶も程々にサウンドチェックし、少し音を出す。その段階でシューミーさんも演奏は大丈夫と感じたようで、話は早い。その後メンバー全員で食事にでる。戻ってくる道中で「もう最初から一緒に演奏しよう」ということに(もとは後半のステージから参加という話だった)。あいにくのお天気でしたが、鹿児島の親戚の方々、前回聞きにきてくれたお客様、森田さんの関係の方々、瀬尾くんシューミーさんのお客さまにお集まりいただき、ライブを始めた。濃厚な2ステージ、シューミーさんのディープな音楽世界を鹿児島のお客さんを前に一緒に演奏できたのは至福の時間でした。ライブ後は、お店で軽い打ち上げをし、その後は森田さんとも別れ、ツアーメンバー3人で天文館の街に繰り出した。昨夜よった蕎麦屋に向かい店の前までいき店はあいていたが、今日は定休日とか?店主が明日の仕込みをしていた。店のイキフンがよかったので皆、残念がった。以前シューミーさんが鹿児島でライブをしたときによったという貝汁の店によった。ココも大当たりで、貝汁上手し、ご飯もうまし、そしてなんといってもてんこもりの薩摩焼酎が安くて上手かった。すっかり酔っぱらって就寝。ツアー初日、最高の滑り出しとなりました。

翌日、私はすっかり寝坊。シューミーさんの電話で起きる。急いでチェックアウト。皆さんホテル前で車で待っていた。すみません! 早々に宮崎へ向けて出発。道中、昨日霧島神宮で買った交通安全の札とお守りを皆さんへプレゼント、翌日、私はすっかり寝坊。シューミーさんの電話で起きる。急いでチェックアウト。皆さんホテル前で車で待っていた。すみません! 早々に宮崎へ向けて出発。道中、昨日買った交通安全の札とお守りを皆さんへプレゼント、車内で『鉾餅』を食べる。これがとても上手い。霧島神宮の『鉾餅』お勧めです。宮崎のお店の入り時間にはまだ余裕があるので、鵜戸神宮へ立ち寄ることに。鵜戸神宮も5年ぶり。

鵜戸神宮は海岸線の浸食した岩の洞にお宮があり洞からしたたる水でつくるお乳飴が有名。ちょうど瀬尾くんが結婚したばかりで、お子さんもできて良いタイミングでの鵜戸神宮への参拝となりました。みんなで亀岩へ運玉を投げた。

シューミーさん、変則に手前で一度われた破片が亀岩の背の水たまりに”ポシャン”と入る。すごい!縁かつぎ!
その後、途中に見つけた海岸沿いの民宿兼食堂へ昼食に!。ココがまた大当たり。
私と瀬尾くんは、魚のフライ。シューミーさんは、刺身定食。どちらの定食にも
その土地でとれた山菜、野菜の煮付け、天ぷらが沢山ついてきて、天ぷらも取れ立ての魚のフライが
ごろごろと最高の定食でした。食後に店主と話をしていたら、どうも今朝の宮崎日日新聞の記事の写真に写っている人と似ているなあと思っていたとのこと、3人とも容姿が普通ではないので、音楽の演奏で宮崎に来ていると話したら、店主が「新聞の記事にのってた人だね」と。新聞を見せてもらったらシューミーさんが数日前にインタビューを受けた記事が”旅の人”という欄でのっていた。よい記事だった。

時の人と一緒にいる気分に!別れぎわは、お店の人が皆で出迎えてくれました。
一路、今夜のライブ会場であるLife timeへ。LifeTimeも5年前に工藤隆くんとDuoで初めて演奏にきたお店。懐かしい。店主の草野さんと再会。店内のイキフンはすごい。軽く音を出し本番へ。
徐々にお客さんが集まり始める。宮崎は私の親戚の方が住んでいて、ライブご案内を送っていた。親戚の兄さんたちが次々と来店。瀬尾くんのお客さん、シューミーさんのファンの方。良い感じで店内が埋まった。演奏は昨夜に続きディープな歌の世界へ。ライブのほぼ終盤に、シューミーさんが今回の熊本地震で被災された方々への思いを混めて、東北震災の後に作った詩に加藤隆之さんが作曲した曲を演奏した。その場にいた人それぞれの熊本への思いがあり、一つになった感じがしました。終演後はお店で店主の草野さんの盛大な手料理と焼酎で打ち上げ。名物の冷汁がたまりませんでした。居合わせた皆さんも蔓延の笑顔。夜が更けていきました。
by taimusic
| 2016-05-22 14:08
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