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5年ぶりの九州ツアー前日

 先月末の九州ツアーのお話し。

 シューミーさんがギターの加藤隆之さんと九州ツアーに行くと話を聞いたのは昨年末頃だったと思う。ちょうどその頃ベースの瀬尾高志くんもツアーの予定が入っていて、シューミーさんが加藤さんとのツアーが終わった後に3人で九州ツアーできたらと嬉しいお誘いをうけました。その後、瀬尾くんが元のツアーが無くなったにもかかわらず今回のツアーを組んでくれて、九州シューミースケープツアーが実現することになりました。私は前半の4日間に参加し、後半はシューミーさんと瀬尾くんが北九州地方を回るツアーでした。
 なのでココでのお話しは、前半のツアーのお話しです。
 ツアーライブの初日は、鹿児島市内天文館にある「明日の地図」。ここは5年前に博多のピアニスト工藤隆くんとDuoで山陰、九州ツアーをしたおりに初めて出演した場所で、このとき初めて私の父親の出身地である鹿児島に里帰りライブをしたのでした。せっかくの里帰りライブなので地元のミュージシャンとも交流したくて、ネットでミュージシャンを探しドラムの森田孝一郎さんとベースの小松康さんに共演をお願いしました。
 今回は祖先の墓参りや鹿児島をゆっくり観光してみようと前日入り。
 旅に出る前日に、千葉の本八幡でライブがあり鹿児島への飛行機が早朝ということもあり、ライブ後は直接成田空港へいきました。
b0174238_1522911.jpg発着ロビーにて一夜をすごす初めての試み。以外とロピーで一夜を過ごす人が多かった。古くなったスーツケースのとってが壊れてしまい、しかたなく早朝オープンした旅行グッツのお店でスーツケースを購入した。今回の手荷物はテナーとソプラノサックス2本とPCの入ったリック。2年前にスイスに行ったときは、全部機内に持ち込んで旅に出られたのだが、そんな気持ちでカウンターにいったら、国内の格安チケットではNG。
 基本、テナーはまず重量とサイズでNG、ソプラノもサイズがNG、粘りに粘ったらなんと1本は機内に持ち込めると、それもテナーを持ち込めることに。ソプラノは預けなければいけないが貴重品扱いで、スーツケースのような扱いはしないと(話だけで保証はできない)、もうそこでは話を信じるしかチョイスはなさそうだ。「それでお願いします」と。さて全部の重量を量り、重量オーバーなので追加料金を払うことになり、なんと言われた金額が6千?百円といわれたときにはびっくりした。もう少しで1座席分の値段だからだ。しかしそこまでの段で十分譲歩してもらっていてしかたがない状況。なくなく料金をし払いチェックインをすませた。
b0174238_153789.jpgフライトは順調、鹿児島空港へ到着。市内へはエアポートバスで。天文館に到着、今夜の宿へ直行し荷物を預ける。
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その日は1日オフだ。まずは腹ごしらえ、無化学調味料ラーメン店を天文館で検索すると1件あった。RIRAKU。
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いってみると細い地下に降りる階段下のお店で見つけるのに苦労した。カンバンもスゴく控えめ。階段に並んでいる人がいたのでなんとなく並ぶ。前に並んでいる人に話をきいたら、階下奥のイタリアンレストラン目的で並んでいてラーメン屋は、目の前ですとのこと。手前に入り口があるではないか。そちらは並んでいなくて即入店券売機で食券を買った。店内はスッキリとしたカフェ風、壁に無添加、無化学調味料、自家野菜、自家製面と書いてある。自家野菜!野菜ラーメンがあったのでそれを注文。最初に取れ立てのほうれん草のおひたしがでてきた。気が利く。店主も若い。ラーメンはすっきりとした味わいでとても美味しい。その後映画を見ることに。先日川崎市アルテリオ映像館でみた「 ロパートキナ 孤高の白鳥」が上映している映画館があり、これはコアな映画館が鹿児島にもあると思い行ってみたら「しゃべれども しゃべれども」が上映していて、なんと上映後はその監督である平山秀幸(映画監督)× 伊地智啓(映画 プロデューサー)のトークショーがあるとのこと。
b0174238_1552720.png映画もよかったがトークショーも映画製作の裏側をカイマ見るお話しでとても面白かった。その後、その縁で平山秀幸監督に興味を持ち、今上映中の「エベレスト神々の山嶺」を観ることになる。映画を見終わり街を徘徊していると、何となく気になった喫茶店に入ってみた。「元」というコーヒー専門店。
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店内はとても落着いていてアンティークなものばかり。お客さんが知人同士で親密な時間をすごしている。カウンターが空いていたのでそこに座る。カウンター前の壁一面に、素敵なカップがおいてあった。美味しいコーヒーをいただく。常連客が入れ替わり立ち替わり、カウンター席に座る。そのうちの1人のおじいさんが、カウンター奥に座りいつもの調子でオーダーをする。スパゲティーとコーヒーを注文する。マスターとの会話の中で、手提げバックの話になり、近所の店で購入したようだ。失礼だがそのおじさんには似合っていないバックだったが(本人が使うものではないかもしれない)、シャレたバックだったので「素敵なバックですね」と声をかけてみた。話を聞くと近くの店だったので、後でよってみようと思った。買いにいった雑貨屋さん。b0174238_1273760.jpg
 近くの温泉はないかマスターに聞いてみると鹿児島の銭湯はほとんど温泉らしい。珈琲屋さんから一番近い銭湯温泉を教えてもらい店を出た。ホテルへチェックインにもどり、教えてもらった銭湯「鹿児島温泉」へ向かった。銭湯は鉄筋の古く年期のはいったビルで、地元の人が通う場だった。遠慮がちに隅の方で身体を洗い入浴したが、すぐに近くのおじさんに「おいそこは俺の場所だ。みればわかるだろ、入浴具がおいてあるだろ」と言われた。てっきり銭湯の置物かと思ってた。「すみません」と平謝りだ。まあその後はなごやかにくつろいで入浴はできたが、くわばらくわばら。湯はよい風呂でした。天文館の夜は更けていきます。昼間観た映画監督、平山監督の最新作映画「エベレスト神々の山嶺」が気になり検索し、すぐに上映中の映画館が天文館で見つけられた。時間を見るとあと10数分で上映だ。簡単な夕食をコンピにで手に入れて映画館へ。チケットを買い上映会場に入った。
 観客は、私一人、だった。すぐに脳裏に浮かんだのは、ライブ会場で、お客さんが一人で自分の演奏を聞いてくれている状況だった。よし今日は1人でこの映画と向き合って観るぞ、とスイッチが入る。映画はとてもしっかり作ってある映画で、よい映画だった。昼間に監督、プロデューサーのトークを聴いたせいか、製作にかける意気込み、熱意がスゴく伝わったきて、こういう映画はもっと多くの人に足を運んでもらいたいと思った。私のライブもそうだ。みんなもっと聞きにきてくれ、と心の中で叫んでいた。
 そのままホテルにいってもよかったが、なんとなく何か食べようと店を探し徘徊していたら、とあるビルの立て看板が目に入った。新鮮魚、蕎麦、そのままビルの奥に吸い寄せられていった。地味な店内には数名のお客がいて、拘りの店主がカウンターの中にいた。蕎麦を注文。いきなりそば湯が出てきた。お客さんとも何やら蕎麦談義をしている。通の店のよう。蕎麦は実に美味かった。明日の打ち上げはメンバーとここにこようと心に決めて店をでる。その後、明日のライブ会場の明日の地図に立ち寄った。久しぶりにマスターやママさんに合い再会を喜びあう。その日も夜ライブがありミュージシャンがお客さんと記念撮影をしていた。出演のしていたミュージシャンとも立ち話をし知り合いになった。用意したチラシをおかせてもらったりして、森田さんの話しになり、森田さんの最近書いた本が店においてあり、鹿児島のジャズシーンを書いた本で、これは読まないとと1冊購入。b0174238_148097.jpgその後ホテルに戻り本を読んだ。森田さんの熱さを感じ就寝。父の故郷、鹿児島県の天文館を満喫した一日でした。

 
by taimusic | 2016-05-22 14:05 | ツアー