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近畿関西ツアー後

 ここ6、7年神戸在住のピアニストの浜村昌子さんとの交流の中で年に1、2回関西へ向けて演奏に出かけています。東日本大震災があり、いまだに余震が続き放射能汚染が心配される中で、東京の町は緊張感に包まれた状態がつづいているように感じます。今回のツアーは一歩外にでて一つ冷静になるのにもよい機会となりました。どこの町に行っても震災への関心が高くいろいろな形で被災地への支援を感じました。各地のライブ会場では自然と震災の話題が出て、これからの日本のエネルギー政策の転換を考えないといけないと強く感じました。
 外に出る。沢山の出会いが生まれる。自分と違う沢山の人生と出会う。人の生業を感じる。そこに場があり人が集う。場には歴史が刻まれている。新たな歴史を自分たちの音が刻む。繰り返される生業を感じ、また突然の自然による災害で一瞬のうちに無くなる可能性。永遠ではない場。それゆえに演奏の時間、その瞬間はリアルな時と場が存在する。そう感じるとライブの場は現在の断面が立ち現れる場でありその残像をつなぎ合わせていくと、自分の意識の深いところで今という概念が形成されていくのではとイメージする。出会い。触れ合い。会話する。美味しい物を飲む。食べる。見る。聞く。ツアーを思い返す。
 愛知県砥鹿神社、鈴鹿の真理さんの家族、真理母の手作り野菜、名古屋ランプのコーヒー、津のパラドックスの料理、津の蜂蜜饅頭、奈良 聖林寺の十一面観音と風景 、三輪 大上神社 狭井神社の清水、三輪そうめん、京都市内の桜、大阪Take Fiveのランチ、姫路の釜揚げうどん、灘温泉、灘庭鳥の料理 酒、千鳥まんじゅうと黒豆茶、河内国魂神社(五毛天神)、奈良の浄瑠璃寺の庭と仏像、門前のあ志び乃店の食事、岩船寺の仏像、名古屋なんやの食事。山下真理さんのVibの音、佐藤正道さんのPianoの音、岡崎サテンドールの店の響き、雰囲気、常連のお客様、サインをした壁、名古屋ランプの箱の響き、マスターとブラジルナマズ、お客様、津の花崎さん、津のパラドックスのマスター&妹さんと箱、共演してくれた熱い熱い津のミュージシャンの音、お客様、清野拓巳くんのguitarの音、京都キャンディーの箱、マスター、お客様、拓巳くんの奥様、大阪Take Fiveのマスター、浜村昌子さんとご家族、生まれたてのMくん、神戸ビックアップルの近藤さんと箱、お客様、近藤さん選曲のBGMの音楽、浜村昌子さんのPianoの音、姫路のライラのマスターと箱、常連のお客様、播州のおばちゃん(どやされた)、青谷音楽堂とお客様、水野啓くんのGuitarの音、名古屋なんやのマスター&従業員の皆さんと箱、知人のお客様たち。すべてが出会いとシェアーしたすべて。まだまだ取りこぼしているものもある。記憶に残るもの、後に思い起こされるであろうすべてのものへ。感謝。
 同じ時代、今を生きているものたち。共有と縁、様々な繋がりの中で生まれては消えていく。死んでいったもの。残されたもの。移り変わる時代とともに明るい未来を残すべく、想像力と行動力をもって次の世代へと受け継いでいくことができれば美しい。
 自分の灰を払い場を清めること。次へ進むためにも整理し自分の向いている方向を再度確認すること。皆さまにとって明日が良い日であることを祈って。また明日音と向き合うところから。
by taimusic | 2011-04-20 01:15 | ツアー