8月24日までの振り返り。
昨日は、京都Soenにてベースの沢田穣治さんとブラジルのショーロを中心とした
ライブでした。
近日のライブから2年が過ぎた京都生活を振り返りたいと思います。
7月大阪大正Studio T-BONEで定期的に開催しているOOCC(大阪オーネット・コールマン・コネクション)
あたりから振り返りたいと思います。
OOCCを命名したのはドラムの定岡弘将くんです。
2015年あたりから東京、阿佐ヶ谷マンハッタンでスタートしたオーネットJam セッション
(オーネットの楽曲のみで行うjam session)の当初のメンバーは、森順次As、落合康介b、
楠本卓司卓司drと私でした。
京都に移住後はマンハッタンのオーネットjamはギターの古和さんに引き継いでいただき、
昨年2022年5月からは大阪Studio T-BONEにて有本羅人t pBcl、甲斐正樹b、定岡ヒロマサdr、
私saxというメンバーで関西オーネットjamをスタートしました。
オーネットjamの目的は、ジャズのスイングをコード進行にとらわれない自由なアドリブ
で楽しむ場を作ることで、より様々な表現の方(ダンス、タップ、朗読、ライブペイントetc)
にも参加していただきクリエイティブな場となればと思ってスタートしました。
場所、土地柄によってFreeの意味も変わってきます。
みなさんとオーネットをシェアする中で少しずつ関西でのオーネットの落とし所が
つかめてきて、オーネットの音楽が持つスポンティニアスな部分とステディーなリズムの上での
スイングという2つのポイントが見えてきました。
当初メンバーの定岡君はTheスポンティニアスなドラマーで、ステディーにももちろん
叩けますが、彼の特徴を最大限に発揮してもらうのが良いと判断し、定岡くんとは
オーネットのスポンティニアスな部分を深め、もう一方のステディーなリズムは
新たに弦牧潔くんにお願いして、2つの面でオーネットを深めていくことにしました。
前々回の6月から弦牧君に参加してもらい、先月の7月30日は定岡くんでした。
スポンティニアスな部分に焦点を当てたsessionでは、その時々の瞬間のエネルギーが
熱いインタープレーを生みだし、型にハマらないオープンな演奏がくり広げられました。
ベースの甲斐くんはアンプをしっかりと使い、どっしりとしたベースの音を出し、
ポリトーナルなベースの立ち位置にも少しづつ慣れてきた感じで終始、音楽を支えてくれました。
羅人くんは毎演奏ごとに音楽をクリエイトする流石のプレーで、オーネットjamにはなくては
ならない存在となっています。
次回は、9月25日(月)平日の夜に、ドラムは弦巻くんの会です。
ステディーにスイングする弦巻くんのドラムは、ベースとフロントのポリトーナルな
サウンドの面白さが浮かびあがります。
よりオーソドックスなリズムの解釈で、オーネットの曲に触れる会となります。
皆様のご参加をお待ちしております!
8月3日は明石のポチでOOCC(浅井as,甲斐b、定岡dr,私)のライブでした。
年下3人の同期の桜のようなお仲間を相手に、オーネットを中心とした選曲で演奏し切りました!
自分が彼らの年齢だった時を考えると彼らの演奏スキルの高さに、感心するばかりです。
彼らの今後の活躍に期待しています。
8月9日からは関東ギグでした。
川崎Powerにてプラマイゼロとの対バン、タユタフカルテットのライブでした。
関西では何度か演奏をしてきたタユタフQuartetですが関東では初めて。
沼直也dr、沢田穣治e.b、Marron g、私sax&electoriics.メンバ一人一人の音はHi Quarityで、
演奏していて気持ちが良い。私は場にうまく着地できず、そういう時はまずもってセットした
エレクトリックをあまりうまく使いこなせない。私の課題です。演奏は楽しかったです。
対バンのプラマイゼロmarron(Gt)勝井祐二(Vn)山本達久(Dr)の演奏も素晴らしかった。
ドラムの山本達久さんのドラムは初めて聞きましたがシンプルでカッコかったです。
8月11日は下北沢のアポロで,久しぶりのNetteNix Duo Liveでした。
古和さんと出会ったのが、ほぼオーネットを始めた時期と重なりもう直ぐ10年になります。
今年の10月4日にNetteNixの1stアルバムがリリースすることになり、切りの良い
タイミングでのリリースとなります。
濃いオーディエンスに囲まれたアポロのNetteNixは、アルバム制作をへて
先に向かうべく現在を確認したライブとなりました。
ここからどうなるかが一番面白い時期
NetteNixの今後に、乞うご期待ください!!
8月12日は本八幡cooljojoにて、久しぶにテルピアノことピアニストの照内さんと
久ぶりのライブを組みました。
ちょうどお盆休みでベースの沢田さんも東京にいらっしゃるとのことでお誘いし3人で即興演奏をしました。
数年久しぶりの照内さん、当たり前ですが音のクオリイティーが増し、私自身の変化もあり
とても新鮮で手応えのある演奏でした。エレベの沢田さんとの相性もよく、即興ざんまいな1日でした。
Live&打ち上げと、長谷川さん、お世話になりました。
京都に戻り8月17日はLe Club Jazzにて3回目となるオーネットLive&Jam sesionでした。
今回は、GoriさんがNGでドラムは齋藤洋平さんにお願いしT-BONEの有本くんにも参加してもらい、
レギュラーベーシストの斎藤敬司郎くんとともに4人でオーネットLive&Jam Sessionをいたしました。
Le Clubは、観光客の一見さんも多く店内は賑やかに。初めてのメンバーでどこまでオーネット
ができるか心配ではありましたが、ダブルサイトーズの息の合うスイングと、OOCCで共演を重ねてきた
有本くんとの2フロントがとてもワークし、オーネットを存分に味わうライブとなり、その後のJamでも
京都の素晴らしいミュージシャンの方々のご参加により、とても盛り上がったオーネット jam Sessionとなりました。
次回の京都Le Club JazzオーネットLive&jam sessionは、12月7日(thur)になります。
そして先日8月23日は京都Soenにて沢田穣治さんとのDuoでした。
念願かない穣治さんとChoroを中心としたライブは、齋藤徹さんとの2015~2018共演以来のChoroで
最近の穣治さんとの即興演奏をへて、自由な解釈の新たなchoro演奏となりました。
choroの選曲はピシンギーニャを中心に、その他穣治さんが用意してくれたブラジルの歌謡曲のような
De Volta pro AconchegoやジョビンのFotografia、2人のオリジナルやオーネットの
Mousieur Le Princeを演奏しました。
Choroを中心とした選曲でオーネットも含めて、即興的に演奏する音楽はこの2人にしかできない
演奏。また是非再演したいDuoです。
こんな2人の演奏を聞いてみたい方、是非是非 お声がけください!!
10月4日にNetteNixのリリース決定!!各地にツアーにでる予定です。
オーネットに多大な影響を受けて生まれたNetteNix、ご興味のある方ぜひご連絡ください。
ご希望とあらばオーネットJam Sessionも合わせたライブをいたします。
リリースライブは10月17日(火)神保町試聴室にてゲストに阿部真武eb,池長一美drと
10月18日(水)足利Jazzオーネットが決まっております。
是非チェックを!
また昨年、妙心寺塔頭、長慶院にて行った舞踏家の岩下徹さんとの再演をいたします。
10月28日(土)京都Gorey Cafeにて かみむら泰一 岩下徹 即興演奏Duo 「Xing」
こちらも重ねてよろしくお願い申し上げます。
京都に移住して2年が過ぎ、こちらの生活も今年度で終える予定です。
来年の4月以降は東京に戻ります。関西で繋がってくださった皆さま機会を見て関西ツアーに
出向きますので引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
来年の3月までは関西におりますので、共演希望の方は是非ご連絡くださいませ。
来年4月以降は、再び東京を中心に活動してまいります。
関東の皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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随時、レッスン生を募集しております。
サックスレッスン、初心者~上級者まで。
特にサックスの音でお悩みの方、コード進行に縛られないアドリブにトライしたい方
京都、関西エリア、また東京、関東エリアでお受けしております。
是非ご連絡ください。
zakin2022@yahoo.co.jp